[雑記] 国内外別通貨

投稿者: | 2017年12月19日

国内外別通貨について述べてから、ずいぶんと経った。https://asisai.com/?p=2947

私見ながら世界の潮流がそれに向かっているように見える。その見立ては、あるいは筆者の持論がそう見せているのに過ぎないのかもしれないが、それ以外の道も見当たらないように思える。

国内外別通貨の意義を秋頃述べると言ってから三年ほど経過しているが、「かつての」覇権国家の動向は明らかにこの方向に進んでいる。

それは「かつての」周辺国家に反する動きという分析も妥当だが、同時にそれと連携しているという見立ても成り立ち、むしろこちらの方が見落とされ安い。

不確定な世界情勢において、なぜ、そう言い切れるのかと言えば、不当に下げられていると言われる「その価格」は、売り前提で考えれば確かに「不当」かもしれないが、買い前提で考えれば好都合でもあるからだ。それを得るのは債務国ではない。

 

 

金融市場は、買いと売りの複眼で見通す必要がある。それはまさに売り手と買い手の偏りによって価格変化のプラスマイナスの勾配が変化するという事であり、また右目だけで見てから左目だけで見渡しても、立体という情報を見落とすように、それは両目で同時に見る必要がある。つまり売り買いを別々に思考するのではなく、ややこしいようでも同時に考えるという事だ。

その至極当然な思考をもってすれば、買い手が値切り続け、売り手が値を釣り上げ続けた結果が見て取れるはずだ。価格の動きは必ず鰻登りか下がり(指数関数的、eの乗数の積分)だ。そのバランスの境界はボーダーではなくクリティカルというべき微妙なものである。故に市場には価格調整が必須だ。そうでなければブレーカーを落とす他ない。

話しがそれたが、その二手(二元ではない)が現象を形成することを伝統的に結びというが、それは現象の一般形式のようなもので身近な例で言えば、柏手(かしわで)の音や電波の受信状態などがそうだ。経済物理などがハミルトニアンを持ち出す理由も同様である。しかしそれを記述する事情は明快ではない、当然手を変え品を変えの世界だからだ。(http://it-mint.com/2017/01/14/stock-prices-econophysics-966.html)

それが明快ではないということは市場が安定していない事を意味する。時期によって売り手と買い手の不均衡こそがその理由であり、これを治めるために先物取引があったというのが本来的なところである。ここにも現象の一般形式であるところの結びがうかがわれる。当然、売り手と買い手の他に結び手とでも言うべき者がいたのである。(https://edisciplinas.usp.br/pluginfile.php/151297/mod_resource/content/2/Dojima_Rice_Market_Case.pdf)(http://www.o-wave.or.jp/public/history/history03.html)

また話がそれたが覇権国家というのも、国内産業を犠牲にしてきた事は今では明白だ。自国通貨を高くすれば輸入には有利だが輸出は不利なる。これは資源自給可能な国には無意味な政策だ。それに気付いているなら自国通貨を、むしろ落としめる政策を採用するだろう。対外通貨によってその政策が取りづらくなると、そのはけ口が破綻を臭わす金利上昇と仮想通貨に向かう。これらはセットだ。(http://www.zerohedge.com/news/2017-12-18/rising-interest-rates-starting-bite)

それを見た海外勢は、現状維持のために仮想通貨に向かう他ない。エビデンスを取るべきだが、とある国が取引の4割を占めていたとしても上記のような至極当然な事情の後押しがあっての事である。(http://www.businessinsider.com/bitcoin-trading-driven-by-japanese-men-yen-2017-12)

その辺りの事情を踏まえずに見れば、過去の誰かの言葉を引用して分かった風な記事を記す他に、紙面をうめる術はないだろう。それは投資でも投票でもなく各国の事情だ。(http://www.zerohedge.com/news/2017-12-16/stop-treating-bitcoin-stock)

その事情は一昔前と異なり無形化しており、かつてのように物理的地理的な地政学的見解は古典に成り果ててしまっている。無形化した事で、これまでは地球儀という盤面に駒を置いて考える事が出来なくなり、「盤面」から読み解く事が当たり前になっているのが現代版国際政治の常識となっている。(https://www.amazon.co.jp/dp/4924460346/ref=cm_sw_r_sms_awdb_c_Ur9nAbFQNAKJJ)

それにもっとも迅速に対応している政府がエストニアかもしれないが、ここにも英国EU離脱モドキなどそれなりの事情が重なっている。つまり古典的な地政学としては離脱なのだが現代版地政学では離脱でもなんでもない。古典的制度の廃止にすぎない。(https://phys.org/news/2017-08-estonia-e-residency-brexit-brits-eu.html)

その流れに日本も関わっており同国は無策とみせかけて、こっそりとかなり先を行っているだけでなく、足下の輸出も伸び降り、通信網に対する動きて出て来ている。(http://www.zerohedge.com/news/2017-12-18/japans-exports-boom-inflation-refusing-follow-script)(https://www.youtube.com/watch?v=LPrsIFhquVY&feature=share)(https://www.japantimes.co.jp/news/2017/12/14/business/corporate-business/rakuten-mulls-new-cell-phone-venture-sources/#.WjfetEFcXYU)

その事情を踏まえて自国の利益にかなう状況を作り出すためには、ほとんどの国にとって、いまや国内外別通貨において他にない。

太古は金のみ、だったが、

近現代は金に加えて紙幣という通貨が出てきた、
(最古の紙幣は元だと言われる)

今は、金と通貨に加え仮想通貨が出て来た。

そのため、それをふまえて状況を見立てる必要がある、変項が増せば状況は複雑になるだけでなく重畳する事も見逃してはならない。また裏表だけでなく、複数の状況が同時進行する事が頻発していないか目を配る必要がある。

以上から、私見ながら仮想通貨が金地金の集中をも後押ししている状況が見落とされ安い事を指摘しておきたい。

それらは個別的なものではなく側面的だ。コインには表裏の他に側面がある。そして、裏を削れば、いずれ表も側面も削れてしまう関係にある。しかし一方で対照ではなく偏りがある。

それを見通せば傾向を見ている事になる。

どの様な見解であっても発言すれば多くの可能性を見渡すための踏み台や橋渡しになるものである。ゆっくりと進む巨大な太陽は凝視すると止まっているかのようにみえるが、ロングスパンで見れば確実にしかもかなり大きく動いている。

まだまだ言葉足らずだがこのへんにしておく。

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